タイムカードは必要なのか?
タイムカードは使い方次第ではとても便利に労働時間を管理できるものだとは思いますが現実の労働時間を管理するにはかなり難しい面があります。
一般的にタイムカードを利用している会社では会社等に入った時間と出た時間を管理するように運用されていることが多いと思います。これは労働時間とは違う時間になる場合が多いです。
会社は何に対して給与を支払うか
あくまでも会社は働いている時間に対して賃金を払うわけであり会社に入った時間から出た時間に対して給料を支払う訳ではありません。労働時間の管理をタイムカードで行う場合は仕事の開始で全員がタイムカードを押す、勤務終了後に押す。ということが必要になりますが、これも現実の運用は厳しいように感じられます。
タイムカードだけで管理するのはとても危ない
タイムカードだけで社員の労働時間を管理することはとても危ないです。基本的に日本では形式的な管理が重要なので「タイムカード以外に時間を管理していない」=「タイムカードの時間が全て」と、みなされてもしょうがないことになる可能性が高いです。
労働時間について、労働基準監督署に注意された場合タイムカードを導入することを勧められることがあるようですが、こういった義務は勿論ありません。別に労働時間を管理する合理的な方法があれば、別にタイムカードがなくても一向に問題ないことになります。